慢性腎臓病の患者さんにおすすめ!有記先生のメディカルストレッチ

松本有記クリニック院長
松本有記

[まつもと・ゆき]

兵庫県生まれ。京都薬科大学、神戸大学医学部を卒業。兵庫医科大学附属病院皮膚科・内科、兵庫県立尼崎病院東洋医学科、尼崎永仁会病院漢方専門外来勤務を経て、1992年に松本有記クリニックを開院。最新刊『睡眠障害の9割を改善した女性漢方医が教える上質な眠り』(評言社)が好評発売中。

 私のクリニックでは、来院される患者さんに、私が考案したメディカルストレッチを指導しています。ストレッチによって体の柔軟性を取り戻すことは、さまざまな病気の予防や改善に役立ちます。

 長年、慢性腎臓病の患者さんは運動を控えるべきといわれてきましたが、最近の研究から、軽い運動が腎機能を維持するために役立つことが分かってきています。

 慢性腎臓病の患者さんは血流が悪くなっています。足のむくみにも悩まされやすい慢性腎臓病の患者さんは、心臓から下半身に届けられた血液を再び戻すためのポンプの役割を果たす「足」を動かすストレッチがおすすめです。足を動かし、しなやかな筋肉をつけることは全身の血流改善につながります。

 体の側面など、ふだんあまり使わない部分を動かすと、全身をバランスよくほぐせます。今回は、取り組みやすい四つのストレッチをご紹介します。