ストレスや生活習慣が与える脱毛症への影響を近畿大学とリーブ21が発表

近畿大学

多くの人が悩んでいる、脱毛症の原因にストレスや生活習慣が影響か

 近畿大学医学部とリーブ21は、男性型脱毛症(AGA)とストレスや血流との関係、予防に関わる原因を解析を、日本抗加齢医学会総会で、優秀演題受賞講演として共同発表します。

男性型脱毛症(AGA)に関する今回の研究概要

 近年、成人男性を中心に薄毛に悩む人が増加傾向にあります。
その中でも、男性型脱毛症(AGA)が最も多いと言われています。
男性型脱毛症(AGA)は男性ホルモンによる影響と遺伝要因が原因であると言うイメージがありる一方で、環境的要因も関係があると考えられていました。
しかし2012年から行われてきた、今回の近畿大学医学部とリーブ21の共同研究結果によると、男性型脱毛症(AGA)は、ストレスや生活習慣も原因になっている可能性がある事がわかりました。
今後、男性型脱毛症(AGA)との関連性が認められた項目をより詳細に追跡していき、AGAと環境的要因の因果関係研究に活用していく予定とのことです。

男性型脱毛症(AGA)とヘモグロビン値の関係

 今回の男性型脱毛症(AGA)に関する研究は、リーブ21の男性会員の20歳〜40歳の45人を対象に行われ、「Reve21 簡易分類」を用いて「重症群」「軽症群」の2種類に分類。
それぞれに、食生活や運動、ストレスなどの生活習慣に関するアンケート調査を行いました。
また非侵襲型測定器を使い、ヘモグロビン推定量、唾液aアミラーゼ活性、血管幅を測った結果、ヘモグロビン推定値が「重症群」が「軽症群」に比べて高い数値を示したとのことです。

どうなるとヘモグロビン値が高くなるのか?

 ヘモグロビン値は、一般的に酸素不足や、脱水症状が原因で数値が高くなることが知られています。
このことから、ヘモグロビン値が高いと、血流不足が起こる栄養不足が原因が、脱毛に影響している可能性があると考えられているとのことです。
この結果から、男性型脱毛症(AGA)が、ストレスや生活習慣などが原因になっている可能性があり、ヘモグロビンの量や静脈酸素化指標などの測定で、男性型脱毛症(AGA)の早期発見や改善に役立つ可能性があるとのことです。